宍道湖
宍道湖
日本有数のヤマトシジミの漁場。日本最大級のガン・カモ類越冬地
英語名 | Shinji-ko |
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登録日 | 2005年11月8日 |
面 積 | 7,652 ha |
湿地のタイプ | 汽水湖 |
所在地 | 島根県松江市・出雲市 |
座 標 | 北緯35度26分、東経132度57分 |
標 高 | 0.3 m |
国際登録基準 | 5、6、7、8 |
保護の制度 | 国指定宍道湖鳥獣保護区宍道湖特別保護地区 |
湿地の概要
宍道湖は、島根県東部の斐伊川水系の下流部にある天然湖で中海を通じて日本海とつながっているため塩分濃度が海水の1/10程度ある汽水湖です。広さは約7,910 haで国内7番目の面積を有し、水深は平均4.5 m、最深で6 mと面積に比べ水深が浅い湖です。その一部(7,652 ha)がラムサール条約に登録されています。
汽水という特殊な環境により、シンジコハゼなどの汽水湖固有種のほか、約80種類の魚介類が確認されており、淡水性および海水性の両方の動植物が生息しています。宍道湖で獲れるスズキ・モロゲエビ・ウナギ・アマサギ・シラウオ・コイ・ヤマトシジミは「宍道湖七珍」として親しまれ、特に朝のシジミ漁の風景は、宍道湖の風物詩となっています。
汽水という特殊な環境により、シンジコハゼなどの汽水湖固有種のほか、約80種類の魚介類が確認されており、淡水性および海水性の両方の動植物が生息しています。宍道湖で獲れるスズキ・モロゲエビ・ウナギ・アマサギ・シラウオ・コイ・ヤマトシジミは「宍道湖七珍」として親しまれ、特に朝のシジミ漁の風景は、宍道湖の風物詩となっています。
湿地の特徴
毎年4万羽をこえるガンやカモがくる!
冬には3,000羽をこえるマガンと、キンクロハジロやスズガモなどのカモ類約40,000羽が渡来します。また、宍道湖西側の斐伊川河口周辺では、秋冬にはマガン・コハクチョウ・カモ類・猛禽類、春秋は水田でシギ、チドリの群れが見られ、宍道湖一体では200種類以上の鳥類が確認されています。
豊富な漁業資源の象徴「宍道湖七珍」
宍道湖で獲れる代表的な7つの魚介類であるスズキ・モロゲエビ・ウナギ・アマサギ・シラウオ・コイ・ヤマトシジミは「宍道湖七珍」と称され、郷土の味覚として親しまれています。
宍道湖・中海を一斉清掃!
ラムサール条約登録の翌年から、鳥取・島根両県・沿岸自治体、住民の参加により、宍道湖・中海沿岸の一斉清掃を環境月間である6月の第2日曜日に実施しています。
おすすめ
みる
茜色の光に包まれる宍道湖の夕景
宍道湖畔から眺める夕日のすばらしさは、『日本夕陽百選』にも選ばれるほど。日が暮れなずむまでの僅かな時間、 刻刻と変わりゆく自然が創り出すロマンチックな世界が目の前に広がります。松江観光協会公式HP 宍道湖
情報提供:松江市
食べる
国内漁獲高1位!宍道湖のしじみ
宍道湖のしじみは、味噌汁はもちろん、佃煮などの加工品としてもお土産に喜ばれています。 またしじみは肝臓の働きを助ける必須アミノ酸、カルシウムやミネラルなどが多く含まれているため健康志向の方にもおすすめです。松江観光協会公式HP グルメ しじみ汁
情報提供:松江市
遊ぶ
観光遊覧船はくちょうの旅
爽快な水辺の風を浴びながら約1時間かけて宍道湖の各ポイントを周遊できます。 途中、しじみ漁や悲しい伝説が残る「嫁ヶ島」など宍道湖ならではの風光明媚な風景を望み、水の都ならではの貴重な船旅を堪能することが可能です。宍道湖観光遊覧船はくちょう公式HP
情報提供:松江市
施設情報
関係市町村(会員市町村)
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松江市環境エネルギー部環境エネルギー課