クッチャロ湖

クッチャロ湖くっちゃろこ

白鳥の湖 クッチャロ湖

英語名 Kutcharo-ko
登録日 1989年7月6日
面 積 1,607 ha
湿地のタイプ 淡水湖、低層湿原
所在地 北海道浜頓別町
座 標 北緯45度09分、東経142度20分
標 高 1~2 m
国際登録基準 2、3、6
保護の制度 国指定浜頓別クッチャロ湖鳥獣保護区浜頓別クッチャロ湖特別保護地区

湿地の概要

クッチャロ湖は、北オホーツク沿岸に位置し、周囲30 km、平均水深1.5 mの汽水湖で、大沼と小沼の2つの湖からなる海跡湖です。春と秋には、約6,000羽のコハクチョウ、数万羽のカモ類等の水鳥が、渡りの中継地として利用しています。町内でも300種以上の野鳥が確認され、天然記念物のオオワシやオジロワシも越冬しています。タンチョウも個体数が増加しています。
クッチャロ湖ではスジエビやワカサギ、シジミなどの漁業が営まれています。また、キャンプ場も整備され、雄大な夕陽を眺めながら心を癒す時間を過ごすことができます。

湿地の四季

※写真をクリックすると大きくして見る事ができます。

春

湖畔に集まるコハクチョウ

夏

クッチャロ湖畔キャンプ場

秋

真っ赤に染まる夕焼

冬

鋭いくちばしのオオワシ

湿地の特徴

白鳥の湖

秋にロシア極東から渡って来るコハクチョウは、日本で最初に羽根を休める場所としてクッチャロ湖に飛来します。冬は約350羽が越冬し、春には約6,000羽のコハクチョウが優雅に泳ぐ姿が見られます。純白の白鳥がヨタヨタと歩く姿もとてもかわいらしいです。

自然の中で過ごす癒しの時間

湖畔のキャンプ場は、どこからでもクッチャロ湖を眺めることができます。近くに温泉もあるため、女性にも快適に過ごしていただけます。クッチャロ湖の夏は短いですが、エビ捕り体験やカヌー体験等、普段はできない「体験」をすることができます。

ベニヤ原生花園

クッチャロ湖から車で約10分の場所に位置し、100種類を超える花々が咲き誇ります。特に7月のノハナショウブは、運が良ければ一面が紫色に染まります。また、緯度が高いため平地で高山植物を見ることができます。ツメナガセキレイにも出会えるかもしれませんよ。

おすすめ

みる

白鳥・夕日

クッチャロ湖を赤く染め上げる夕焼と白鳥の組合せはとても神秘的です。1年に数回しか見られない貴重な風景です。

浜頓別町ホームページ (白鳥飛来数を掲載)

 

情報提供:浜頓別町

食べる

オホーツク海で育まれたホタテ

浜頓別町産のホタテで作られた干し貝柱は、頓別漁業協同組合購買店や浜頓別温泉ウイングで購入できます。

 

情報提供:浜頓別町

遊ぶ

初心者でも安心のカヌー体験

夏休み期間に初心者の方を対象とした無料カヌー体験を行っています。決められた範囲内でのカヌー体験となっており、水深も1 m程度ですので安心して楽しめます。

 

情報提供:浜頓別町

施設情報

施設名:浜頓別クッチャロ湖水鳥観察館

URL:http://www.town.hamatonbetsu.hokkaido.jp/sightSeeingEvent/index_mizudori.phtml

関係市町村(会員市町村)

※50音順

浜頓別町産業振興課

http://www.town.hamatonbetsu.hokkaido.jp/