与那覇湾
与那覇湾
豊かな生物種を育む宮古島最大の干潟
英語名 | Yonahawan |
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登録日 | 2012年7月3日 |
面 積 | 704 ㏊ |
湿地のタイプ | 浅海域、潮下帯域、干潟 |
所在地 | 沖縄県宮古島市 |
座 標 | 北緯24度45分、東経125度16分 |
標 高 | 0 m |
国際登録基準 | 1、2、6 |
保護の制度 | 国指定鳥獣保護区特別保護地区 |
湿地の概要
宮古島は沖縄本島から南西へ約300 kmの距離にあり、島の周囲は約131 km、面積は約159 ㎢で高温多湿の亜熱帯海洋性気候の島です。
与那覇湾は宮古島の南西部に位置し、宮古島最大の約400 ㏊の干潟を有しています。与那覇湾は深い場所で水深2 m程と遠浅で湾口付近は広大な海草藻場(アマモ場)が分布し、海岸域には、メヒルギ等のマングローブ林等が広がっています。底生生物、稚魚、甲殻類等が豊富なこの干潟は、シギ・チドリ類、サギ類等の渡り鳥たちにとって重要な採餌場や休息地となっており、生物多様性の観点から重要な湿地であるほか、「国指定鳥獣保護区」にも指定されています。
また、湾岸沿いには多くの御嶽(うたき)と神社もあり、古くから信仰や祭祀の場として親しまれています。
与那覇湾は宮古島の南西部に位置し、宮古島最大の約400 ㏊の干潟を有しています。与那覇湾は深い場所で水深2 m程と遠浅で湾口付近は広大な海草藻場(アマモ場)が分布し、海岸域には、メヒルギ等のマングローブ林等が広がっています。底生生物、稚魚、甲殻類等が豊富なこの干潟は、シギ・チドリ類、サギ類等の渡り鳥たちにとって重要な採餌場や休息地となっており、生物多様性の観点から重要な湿地であるほか、「国指定鳥獣保護区」にも指定されています。
また、湾岸沿いには多くの御嶽(うたき)と神社もあり、古くから信仰や祭祀の場として親しまれています。
湿地の四季
※写真をクリックすると大きくして見る事ができます。
湿地の特徴
希少生物を支える湿地
与那覇湾は、絶滅危惧種のクロツラヘラサギやツクシガモなどの希少な種が数多く確認され、周辺の海岸林では国指定天然記念物のキンバトの繁殖が確認されています。また、湾口周辺では国際的に希少なウミガメであるタイマイ、アカウミガメ、アオウミガメを見ることができます。
歴史・文化・イベント
宮古島では旧暦3月3日を「サニツ」といい、季節を祝い、身体を潮で清め、潮干狩りを楽しむ伝統行事「浜下り(はまうり)」が行われています。この他、毎年7月頃、与那覇湾の西側に位置するサニツ浜(通称)では、宮古角力(相撲)などのイベントが行われ、島内外から多くの観客を集めています。
おすすめ
みる
景観資源
与那覇湾が一望できる地点として、長崎(西浜崎)などがあり、また、夕日がきれいな地点として、松原の夕陽が丘などがあります。情報提供:宮古島市
遊ぶ
マリンスポーツ
与那覇湾の南西部の、長崎ふれあい遊歩道や西浜崎では、ウォーキング、カイトサーフィンなどのスポーツ利用がされています。情報提供:宮古島市
パンフレット
- 与那覇湾パンフレット.pdf(pdf/1 MB)
関係市町村(会員市町村)
※50音順
宮古島市生活環境部環境衛生課