琵琶湖
琵琶湖
多種多様な生き物が育まれ、共生できる日本最大・最古の母なる湖
英語名 | Biwa-ko |
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登録日 | 1993年6月10日(拡張:2008年8月18日) |
面 積 | 65,984 ha |
湿地のタイプ | 淡水湖、低層湿原 |
所在地 | 滋賀県大津市・彦根市・長浜市・近江八幡市・草津市・守山市・野洲市・高島市・米原市・東近江市 |
座 標 | 北緯35度15分、東経136度05分 |
標 高 | 85.6 m |
国際登録基準 | 1、2、3、5、7 |
保護の制度 | 琵琶湖国定公園特別地域 |
湿地の概要
琵琶湖は、本州のほぼ中央に位置する日本最大の湖沼で、集水域は滋賀県全域とほぼ一致し、湖水は淀川を流下し大阪湾へ注いでいます。最大水深は104mで、深層部は通年冷涼な水温が維持されます。最狭部(琵琶湖大橋)を境とし、広くて深い北湖と狭くて浅い南湖からなります。
琵琶湖には水鳥が多く訪れ、冬に琵琶湖を訪れる水鳥の数は7万6千羽。カモ・カイツブリ・カモメ・オオバン・サギ等の水鳥が訪れる様子を見ることができます。
加えて、滋賀県の一部地域では、琵琶湖の湧き水を利用した「かばた」という独自の文化があり、人々の生活用水として、また生き物の生育の場として重要な役割を果たしています。
琵琶湖には水鳥が多く訪れ、冬に琵琶湖を訪れる水鳥の数は7万6千羽。カモ・カイツブリ・カモメ・オオバン・サギ等の水鳥が訪れる様子を見ることができます。
加えて、滋賀県の一部地域では、琵琶湖の湧き水を利用した「かばた」という独自の文化があり、人々の生活用水として、また生き物の生育の場として重要な役割を果たしています。
湿地の特徴
人々・生き物と共存する琵琶湖
琵琶湖・淀川水系の水源地体である比良山系や野坂山地などに蓄えられた豊かで清冽な水は、実り豊かな田畑を支えるだけではなく、水とのつながりを大切にし、人と自然が共生する生活文化を育んできました。
伝統的な漁法と湖魚
鮒寿司など、湖魚を使用した料理が滋賀県では古くから食されています。高島市では、やな漁・えり漁・追いさで漁の3つの伝統的な漁法を現在も行っており、やな漁は「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財百選」に選ばれています。
琵琶湖に関係する様々なイベント
水鳥のバーディングや田んぼに住む生き物の観察会、ウォータートレイルやサップ体験など琵琶湖の良さを実感できるイベントを実施しています。また、魚や鳥の住処であるヨシ群落を健全に維持管理するために、ボランティア清掃も行われています。
おすすめ
みる
白鬚神社
湖中に朱塗りの大鳥居があり、国道161号をはさんで社殿が鎮座します。 「白鬚さん」(しらひげさん)、「明神さん」の名で広く親しまれ、また近江の厳島(いつくしま)とも呼ばれる近江最古の大社です。白鬚神社HP
情報提供:高島市
国内唯一の淡水湖にある有人島「沖島」
淡水湖の中に人が住む島としては国内唯一で、世界的にも非常に珍しいとされる沖島があります。 恵まれた自然の中で漁業が営まれ、琵琶湖の水産業の拠点にもなっています。情報提供:近江八幡市
食べる
鮒寿司
琵琶湖で採れるニゴロブナと上質な近江米、滋賀県を代表する食材から生まれる「鮒寿司(ふなずし)」。 滋賀県はもちろん、 高島の名物として昔から愛される名産品です。びわ湖高島観光協会 物産品 食特集
情報提供:高島市
遊ぶ
びわこSUP体験
海と錯覚するほどの景観と、飛び込みたくなるような澄んだ水。湖面を滑るように進むSUPはボードに座ったり、膝をつくとより簡単に体験できます。びわ湖高島観光協会 Water Activity
情報提供:高島市
施設情報
施設名:高島市新旭水鳥観察センター
施設名:「湖北野鳥センター」「琵琶湖水鳥・湿地センター」
関係市町村(会員市町村)
※50音順
高島市環境部環境政策課
近江八幡市市民部環境課
長浜市市民生活部環境保全課