仏沼
仏沼
水と草原が織りなす生命の海
英語名 | Hotokenuma |
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登録日 | 2005年11月8日 |
面 積 | 222 ha |
湿地のタイプ | 低層湿原 |
所在地 | 青森県三沢市 |
座 標 | 北緯40度49分、東経141度22分 |
標 高 | 0~10 m |
国際登録基準 | 2 |
保護の制度 | 国指定仏沼鳥獣保護区仏沼特別保護地区 |
湿地の概要
仏沼は、青森県三沢市の北部に位置し、東側の太平洋と西側の小川原湖との間に位置する、ヨシ原が広がる草原湿地です。この地域は、春から夏にかけての偏東風「ヤマセ」と秋から冬にかけての季節風「八甲田おろし」の冷たい風が吹く気象であるため、平地でありながら高山性の植物群落や南限及び北限双方の動植物が見られます。また、絶滅危惧種に指定されているオオセッカやコジュリンなど希少な鳥類の繁殖地、飛来地、更には水鳥などの渡り鳥の中継地としての役割を担っています。
湿地の特徴
オオセッカの繁殖地
幻の鳥と言われていた絶滅危惧種オオセッカ。仏沼は日本最大のオオッセカの繁殖地です。また、チュウヒやシマクイナ、コジュリンなど多数の絶滅危惧鳥類も繁殖しています。
仏沼の利活用
仏沼では、市内外の学校等による自然観察会が行われ、環境学習の場として利用されています。また、一般の方も参加できる自然観察会も実施されており、多くの方々がこの仏沼を訪れています。
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多種多様な動植物
仏沼には貴重な動植物が多数生息しています。季節によって移り替わる花々や、飛来してくる野鳥を観察でき、一年を通して楽しめます。情報提供:三沢市
広大なヨシ草原
四季折々に姿を変える広大なヨシ草原は圧巻です。情報提供:三沢市
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三沢市市民生活部環境衛生課