大沼
大沼
松浦武四郎も絶賛した、駒ヶ岳が造りだした日本庭園のような造形美
英語名 | Onuma |
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登録日 | 2012年7月3日 |
面 積 | 1,236 ha |
湿地のタイプ | 淡水湖 |
所在地 | 北海道七飯町 |
座 標 | 北緯41度59分、東経140度40分 |
標 高 | 130 m |
国際登録基準 | 1 |
保護の制度 | 大沼国定公園特別地域 |
湿地の概要
北海道南西部、秀峰駒ヶ岳の麓に位置する淡水湖です。駒ヶ岳の噴火によって、川が堰き止められ沼となりました。噴火の際に飛んできた噴石が沼の中に落ち、大小120以上の島「流山(ながれやま)」が形成されました。
周囲はブナやミズナラなどの森に囲まれ、森林の鳥・水鳥・湿地の鳥など多種多様な鳥の分布が見られ、冬にはハクチョウやカモなどが飛来し越冬します。
沼では、ヘラブナやワカサギなどが棲息し、釣りや漁業が行なわれています。観光船やカヌーで沼から、散策路で陸から、駒ヶ岳登山で空から大沼と周囲の森との関係が緻密な位置づけにあることが容易に感じ取ることができます。
周囲はブナやミズナラなどの森に囲まれ、森林の鳥・水鳥・湿地の鳥など多種多様な鳥の分布が見られ、冬にはハクチョウやカモなどが飛来し越冬します。
沼では、ヘラブナやワカサギなどが棲息し、釣りや漁業が行なわれています。観光船やカヌーで沼から、散策路で陸から、駒ヶ岳登山で空から大沼と周囲の森との関係が緻密な位置づけにあることが容易に感じ取ることができます。
湿地の特徴
駒ヶ岳の噴火による堰止湖
有史以前から噴火を繰り返していた駒ヶ岳が、河川を堰き止め大沼を形成しました。その形成時期は長年議論されてきましたが、昨今の研究では、1640年の噴火が大沼の形成に最も関わっていると考えられています。
自然も文化も!本州と北海道を結ぶ!
生物地理区を区分けする「ブラキストンライン」は津軽海峡に引かれているが、ブナ・コナラなどの本州の植物が生育し、鳥類の渡りのルートにおいても、本州との最短地として重要な拠点です。また、灯篭流しや七夕など本州の文化も北海道の他地域に比べ残っており、本州と北海道を結ぶ懸け橋となっています。
古くから多くの人を魅了した大沼
蝦夷地を探求する者にとって駒ヶ岳(内浦岳)を有する大沼の佇まいは、火山であるが故の迫力とその懐に鎮座する沼があまりにも印象的だったため、多くの古書にて当時の様子を垣間見ることができます。
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活火山駒ヶ岳
今もなお活動を続けている駒ヶ岳から見る風景は絶景です。 9:00-15:00で開山しています。 登山前には気象庁や七飯町、森町のHP等で最新情報をご確認ください。気象庁
情報提供:七飯町
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パンフレット
施設情報
関係市町村(会員市町村)
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七飯町民生部環境生活課