芳ヶ平湿地群
芳ヶ平湿地群
大自然が育む恵みの湿原、幻想的な別天地へようこそ
英語名 | Yoshigadaira Wetlands |
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登録日 | 2015年5月28日 |
面 積 | 887ha |
湿地のタイプ | 中間湿原、火口湖、池沼、河川 |
所在地 | 群馬県中之条町、草津町 |
座 標 | 北緯36度39分、東経138度33分 |
標 高 | 1,200~2,160 m |
国際登録基準 | 1、4 |
保護の制度 | 上信越高原国立公園特別地域 |
湿地の概要
芳ヶ平湿地群は、群馬県の北西部、草津白根山山頂(2,160 m)から北東斜面の標高1,200 m付近まで、中間湿原、火口湖、池沼、河川が階段状につづく湿地群です。芳ヶ平湿原と大平湿原は、温帯針葉樹林帯の代表的な中間湿原で、これらの湿原にはホソカワモズク、クロサンショウウオなどの絶滅危惧種を含む植物442種、動物20種、野鳥62種、トンボ14種が確認されています。
芳ヶ平湿地群へのアクセスは、群馬県、長野県の県境に位置する渋峠から徒歩で1時間ほど下ると、芳ヶ平湿原があります。多くの人が観光に自然観察に訪れ、楽しんでいる場所です。
芳ヶ平湿地群へのアクセスは、群馬県、長野県の県境に位置する渋峠から徒歩で1時間ほど下ると、芳ヶ平湿原があります。多くの人が観光に自然観察に訪れ、楽しんでいる場所です。
湿地の特徴
遊歩道に咲くワタスゲ
芳ヶ平湿原は、貴重な植物が多数見られます。中でも、ワタスゲは芳ヶ平の夏の代表格。
本来の花は地味ですが、花期が終わるとふわふわとした白い綿毛のような穂をつけます。池が点在する広大な湿原に無数の白い綿帽子が揺れる様子を眺めながらハイキングを楽しむ人で賑わいます。
日本最高標高地の繁殖地
日本固有種のモリアオガエルは、ふつうは水面に張り出した木の枝に白い泡状の卵を産むが、酸性度が高く天敵の魚がいない芳ヶ平では、水辺の草など地上で産卵します。火山による地熱と高い水温の伏流水などの影響で独特の適応進化を遂げたと推測され、日本最高標高地(2,150 m)の繁殖地となっています。
チャツボミゴケ
俗称「穴地獄」(1,300 m)から湧き出る強酸性の鉱泉に育まれたチャツボミゴケの群生は、本州ではここだけでしか見ることの出来ない絶景スポットです。その美しさは、まるでビロードの絨毯を敷き詰めたようです。
おすすめ
みる
カモシカ
中之条町ではおなじみの動物ですが、国の特別天然記念物に指定されています。芳ヶ平湿原でも見られます。情報提供:中之条町
食べる
六合の舞茸
旧六合村では、舞茸を育てている農家や飲食店が多く、天ぷらなどで提供しています。 六合に立ち寄った際は、お土産に是非お持ち帰り下さい。情報提供:中之条町
遊ぶ
スノーシューハイキング
冬季閉鎖中のチャツボミゴケ公園をスノーシューを使って散策するツアーです。 参加者に限り特別に冬季閉鎖中の施設へ入園が許可されます。中之条町観光協会(https://nakanojo-kanko.jp/)
情報提供:中之条町
関係市町村(会員市町村)
※50音順
中之条町六合振興課