雨竜沼湿原
雨竜沼湿原
北海道遺産選定(2004年)されている、尾瀬に次ぐ我が国第2の規模の山岳高層湿原
英語名 | Uryunuma-shitsugen |
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登録日 | 2005年11月8日 |
面 積 | 624 ha |
湿地のタイプ | 高層湿原、湿地林、低層湿原 |
所在地 | 北海道雨竜町 |
座 標 | 北緯43度41分、東経141度36分 |
標 高 | 850~900 m |
国際登録基準 | 3 |
保護の制度 | 暑寒別天売焼尻国定公園特別保護地区 |
湿地の概要
北海道北西部・増毛山塊の東部に位置しており、南暑寒岳・恵岱岳・郡馬岳に囲まれた標高850 mの溶岩台地上に成立した山岳型高層湿原です。湿原本体は東西2 km南北1 kmほどの規模で、湿原中央を東西にペンケペタン川が貫流し、楕円形や雫形など様々な形をした大小700以上の地塘が点在します。湿原全域は暑寒別天売焼尻国定公園内の特別保護地区に指定されています。
湿地の特徴
高層湿原
日本海に面して直立しているため、北海道内でも有数の豪雪地帯で、冬は10m余りの積雪があり、半年以上にわたって湿原は雪で閉ざれます。この雪止め水が長い年月をかけて湿原を涵養し、尾瀬に次ぐ我が国第2の規模の山岳高層湿原を形成しました。
大小さまざまな池塘
湿原には、水生植物が生育する大小さまざまな形をした池塘が約300個あり、池塘に浮かぶ浮島が存在しています。池塘は、高層湿原の形成の過程で枯れた植物が堆積するときに湿原に凹凸ができ、そこに水が溜まり、泥炭層の発達に取り残されできたものです。
多様な湿原植物
確認されている植物種は150種以上どれもきわめて自然度の高い状態で残されている。6~9月の夏はエゾカンゾウ、タチギホウシ、ヒオウギアヤメなどの花々が湿原に咲き乱れます。池塘は、オオルリボシヤンマ、雨竜沼タイプといわれるベニヒカゲなど希少で湿原特有な昆虫を育んでいます。
おすすめ
みる
食べる
遊ぶ
いきいき元気村パークゴルフ場
充実の36ホール、爽やかな田園の空気の中思いっきりプレーを楽しんでください。https://www.town.uryu.hokkaido.jp/docs/genkimura.html
情報提供:雨竜町
施設情報
施設名:いきいき元気村(いきいき館)
関係市町村(会員市町村)
※50音順
雨竜町産業建設課 商工観光担当