くじゅう坊ガツル ・タデ原湿原
くじゅう坊ガツル ・タデ原湿原
山麓に広がる国内最大級の中間湿原(タデ原湿原)
英語名 | Kuju Bogatsuru and Tadewara-shitsugen |
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登録日 | 2005年11月8日 |
面 積 | 91 ha(坊ガツル:53 ha、タデ原湿原:38 ha) |
湿地のタイプ | 中間湿原 |
所在地 | 大分県玖珠郡九重町・竹田市 |
座 標 | 北緯33度6分、東経131度15分(坊ガツル)、北緯33度7分、東経131度14分(タデ原) |
標 高 | 1230~1270 m(坊ガツル)、1000~1040 m(タデ原) |
国際登録基準 | 1 |
保護の制度 | 阿蘇くじゅう国立公園特別保護地区及び特別地域 |
湿地の概要
くじゅう坊ガツル・タデ原湿原は大分県の西部に位置し、九重火山群の山頂帯と山麓湧水地に形成された中間湿原です。坊ガツルとタデ原の両方が登録地になっています。
坊ガツルは、は三俣山、平治岳、大船山の火山群に囲まれた山間の盆地にできた湿原です。
タデ原湿原は火山活動により成立したお鉢状の湿原です。周囲にはくじゅう連山が広がり、多様な地質や地形を反映した生態系をつくりだしています。ミズゴケ類が繁茂し、ヨシ群落やヌマガヤ群落が広がるに湿原内には、サクラソウやヒメユリなどの希少種が生育しています。タデ原湿原は寒冷で多雨な自然環境と合わせて、地元が行う野焼きによって維持されています。かつては放牧や資源利用等のために野焼きを行っていましたが、現在は景観維持や文化継承のために野焼きが行われています。
坊ガツルは、は三俣山、平治岳、大船山の火山群に囲まれた山間の盆地にできた湿原です。
タデ原湿原は火山活動により成立したお鉢状の湿原です。周囲にはくじゅう連山が広がり、多様な地質や地形を反映した生態系をつくりだしています。ミズゴケ類が繁茂し、ヨシ群落やヌマガヤ群落が広がるに湿原内には、サクラソウやヒメユリなどの希少種が生育しています。タデ原湿原は寒冷で多雨な自然環境と合わせて、地元が行う野焼きによって維持されています。かつては放牧や資源利用等のために野焼きを行っていましたが、現在は景観維持や文化継承のために野焼きが行われています。
湿地の特徴
環境教育
タデ原湿原では、地元の小中学生で構成した「チームタデ原~ヒゴタイ子を守る会」が活動しています。キッズガイドや外来種駆除等の活動を通じて、次世代の環境保全を担うリーダーを育成しています。あわせて、地元の小中学校における環境教育や、視察研修の受け入れも行っています。
自然観察会
長者原ビジターセンター職員や地元の自然保護団体により、自然観察会が開催されています。自然観察会では、タデ原湿原の生きものをはじめとする旬な自然情報を案内しています。
多くの人に楽しんでもらえるタデ原湿原
湿原の隣にある長者原ビジターセンター内にはエレベーターを設置しており、駐車場からタデ原湿原まで車いすやベビーカーで行くことが出来ます。また、木道の両脇に転落防止用の添え木を設置し、車いすやベビーカーが安全に利用できるように整備を行っています。
おすすめ
みる
季節ごとの花たち
湿原という特殊な環境には、季節色とりどりの花が咲き誇ります。野焼き後の真っ黒な湿原では、 ピンクのサクラソウや黄色のリュウキンカが光るように咲くさまを見ることができます。くじゅうファンクラブ
情報提供:九重町
食べる
遊ぶ
パンフレット
施設情報
施設名:長者原ビジターセンター
関係市町村(会員市町村)
※50音順
九重町商工観光・自然環境課
竹田市久住支所