宮島沼

宮島沼みやじまぬま

マガンの乱舞が圧巻!幻の石狩湿原に残された最後の楽園

英語名 Miyajima-numa
登録日 2002年11月18日
面 積 41 ha
湿地のタイプ 淡水湖
所在地 北海道美唄市
座 標 北緯43度20分、東経141度43分
標 高 13 m
国際登録基準 2、4、5、6
保護の制度 国指定宮島沼鳥獣保護区宮島沼特別保護地区

湿地の概要

石狩川中流域に位置する淡水湖。水田を中心とする農地に囲まれており、春と秋にはマガンやコハクチョウなどガンカモ類で賑わいます。かつて国内最大の湿原であった石狩湿原の希少な残存湿地です。

湿地の四季

※写真をクリックすると大きくして見る事ができます。

春

雪解け時は白鳥の湖に

夏

夏鳥の子育て

秋

ロシアからマガンが飛来

冬

一面の雪景色

湿地の特徴

ごはんを食べてマガンを守る!

マガンは宮島沼周辺の水田の落ち籾を食べて、長い渡りのための体力を養います。地元産のお米を食べることで地域の農家を支援し、将来に渡ってマガンが飛来する環境を守っていくことができます。「ごはんを食べてマガンを守る」は宮島沼のキャッチフレーズです。

宮島沼を次世代に残すために

宮島沼では、水環境が急速に悪化しているなどの課題があります。それらの課題を効果的に解決し、宮島沼が持つ多様な価値を持続的に利用するための協働取り組みの指針「宮島沼の保全と再生に関するマスタープラン(みやぷら)」を策定しました。

宮島沼を守り育む多様な連携

市民団体「宮島沼の会」、地域の農家を主体とする「宮島沼プロジェクトチーム」をはじめ、「北海道ラムサールネットワーク」や「石狩川流域湿地・水辺・海岸ネットワーク」、EAAFPやWLI Asiaなど、多様な連携のもとに湿地の保全とワイズユースを進めています。

おすすめ

みる

安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄

「アルテピアッツァ」とはイタリア語で「芸術広場」という意味。炭鉱の閉山で子どもが減り、 廃校になった旧栄小学校を活用し、世界の彫刻家・安田 侃氏の作品約40点を常設展示。 美唄の自然、歴史、そして人々の「ふるさと」への想いが調和する芸術空間として再生しました。

安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄

情報提供:美唄市

食べる

長栄堂のべかんべ最中

「べかんべ」とはアイヌ語で「菱の実」という意味です。 アイヌ人にとって菱の実は神聖な天与の食糧と伝えられてきました。 美唄は昔、うっそうたる森林に覆われた数々の沼が点在し、貴重な「ベカンベ」が密生しているアイヌの楽園とも云うべきところでした。 「べかんべ最中」は「菱の実」と「美唄市章」をかたどって謹製し、皮はしっとり、中の餡は甘さ控えめ、細かく刻まれた栗が良いアクセントになっています。

美唄長栄堂

情報提供:美唄市

施設情報

施設名:宮島沼水鳥・湿地センター

URL:http://www.city.bibai.hokkaido.jp/miyajimanuma//index.php

関係市町村(会員市町村)

※50音順

美唄市市民部生活環境課

http://www.city.bibai.hokkaido.jp/