荒尾干潟
荒尾干潟
渡り鳥のオアシス 荒尾干潟
英語名 | Arao-higata |
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登録日 | 2012年7月3日 |
面 積 | 754 ha |
湿地のタイプ | 干潟 |
所在地 | 熊本県荒尾市 |
座 標 | 北緯32度58分、東経130度25分 |
標 高 | 0 m |
国際登録基準 | 1、2、6 |
保護の制度 | 国指定荒尾干潟鳥獣保護区荒尾干潟特別保護地区 |
湿地の概要
荒尾干潟は、有明海の中央部東側に位置し、南北約9.1 km、東西最大幅約3.2 km、面積は約1,656 haで、単一の干潟としては国内有数の広さを誇ります。その一部分(754 ha)が2012年にラムサール条約湿地に登録されました。
干潟に直接流入する大きな河川はなく、潮流によって運ばれてくる砂や貝殻の堆積により、砂泥質の干潟が形成されています。カニやエビなどの小型の甲殻類、貝類、ゴカイ類、稚仔魚や多くの渡り鳥など、多種多様な生きものが暮らし、人々は、アサリやマジャク漁、海苔養殖などの漁業から干潟の恵みを受取っています。
干潟に直接流入する大きな河川はなく、潮流によって運ばれてくる砂や貝殻の堆積により、砂泥質の干潟が形成されています。カニやエビなどの小型の甲殻類、貝類、ゴカイ類、稚仔魚や多くの渡り鳥など、多種多様な生きものが暮らし、人々は、アサリやマジャク漁、海苔養殖などの漁業から干潟の恵みを受取っています。
湿地の特徴
渡り鳥の重要な中継地・越冬地
繁殖・越冬のために数千~1万キロを旅するシギ・チドリ類は、渡りの途中で休息・採餌のために荒尾干潟に舞い降ります。春の渡りと越冬時期のシギ・チドリ類の飛来数は全国的に見ても多く、また、絶滅が危惧されているクロツラヘラサギやズグロカモメも飛来する場所です。
持続可能な漁業
登録湿地の範囲内では、海苔養殖やアサリなどの採貝、マジャク釣りなどの漁業が行われています。豊かな水産資源を持続可能な形で利用するために、漁獲量・漁獲対象種のサイズの制限、伝統的な漁法を使った漁などを行っています。
干潟で行われる様々な参加型イベント
干潟の生きもの観察会やバードウォッチング、潮干狩り体験、マジャク釣り体験など様々な参加型イベントを開催しています。また、美しい海を守るために、漁業協同組合や地域の団体などを中心に定期的な清掃活動も行っています。
おすすめ
みる
広大な干潟
沖3 kmまで広がる干潟は圧巻。天気がいい時は対岸の雲仙の街並みまで見える。対岸に沈む夕日も美しい。情報提供:荒尾市
多様な生物
・渡り鳥時期:4月~5月、11月~2月 タイミング:潮が満ち始めた頃または引き始め
・カニなどの生きもの
時期:4月~10月頃、タイミング:潮が引いているとき(干潮)
潮位を確認してから干潟に行くとよいでしょう。
荒尾干潟潮汐表
情報提供:荒尾市
食べる
新鮮な海産物を購入する
漁協直営の海産物直売所では、海苔やアサリ、マジャク等、荒尾干潟・近海で獲れた魚介類を販売しています。荒尾漁業協同組合(https://arao-jf.com/)
情報提供:荒尾市
遊ぶ
マジャク釣り大会
毎年夏に開催。毎年申込み開始から数日で定員に達するほど人気。荒尾市役所農林水産課(0968-63-1454)
情報提供:荒尾市
荒尾干潟の事を知る!
荒尾干潟水鳥・湿地センターでは、干潟水槽・野鳥等のパネル展示の他、様々なイベントを企画・実施しています。荒尾干潟水鳥・湿地センター(0968-57-7444)
情報提供:荒尾市
パンフレット
施設情報
施設名:荒尾干潟水鳥・湿地センター
関係市町村(会員市町村)
※50音順
荒尾市市民環境部環境保全課