東よか干潟
東よか干潟
日本一のシギ・チドリ類の飛来地 東よか干潟
英語名 | Higashiyoka-higata |
---|---|
登録日 | 2015年5月28 |
面 積 | 218ha |
湿地のタイプ | 干潟 |
所在地 | 佐賀県佐賀市 |
座 標 | 北緯33度10分、東経130度15分 |
標 高 | -2.5m~1m |
国際登録基準 | 2、4、6 |
保護の制度 | 国指定東よか干潟鳥獣保護区東よか干潟特別保護地区 |
湿地の概要
東よか干潟は、単一の干潟としては国内有数の広さと日本最大の干満差(約6m)を誇る有明海の最奥部北岸に位置する泥干潟です。その東よか干潟の大切さが認められ2015年にラムサール条約に登録されました。東よか干潟にはムツゴロウ、ワラスボ、シオマネキなど有明海特有の生物が多く生息し、地域特有の伝統的な漁法(タカッポやむつかけなど)による漁業や沖合では海苔の養殖が盛んに行われています。
URL:https://www.city.saga.lg.jp/main/12758.html
URL:https://www.city.saga.lg.jp/main/12758.html
湿地の特徴
渡り鳥たちの5つ星ホテル
環境省によるモニタリング調査においてシギ・チドリ類の渡来数で日本一を誇ります。また、水鳥類の東アジア地域における重要な渡りの中継地、越冬地となっており、四季を通じて100種類以上の野鳥を見ることができ、様々な種類の絶滅危惧種も渡来しており、長い距離を旅する渡り鳥の重要な休息やエネルギー補給の場所となっています。
千変万化の大パノラマ
日本最大の干満差を誇る有明海。その最奥部にある東よか干潟は、常にその姿が変化し、一刻として同じ風景がありません。視界一杯に広がる海が見渡す限りの干潟に変ってゆく姿は圧巻です。
干潟の住人たち
東よか干潟には、国内での記録が有明海だけに限られる「有明海特産種」と呼ばれる生物が多く生息しています。その多くは泥干潟に生息しており、東よか干潟は貴重な生物の宝庫となっています。
おすすめ
みる
東よか干潟の大自然
・渡り鳥(9月~5月)水鳥たちの重要な中継・越冬地になっています。特にゴールデンウイーク中に大群で飛ぶ姿は圧巻です。大潮の満潮前後1~2時間が見頃。・魚たち(4月~11月)干潟にある遊歩道からムツゴロウやシオマネキなどの有明海特有の生き物が観察できます。
・風景(通年)潮の干満によりいろいろな姿を見せます。特に夕焼けに染まる干潟は幻想的です。
佐賀市HP「東よか干潟で野鳥を観察しよう」
情報提供:佐賀市
食べる
有明海の恵み
有明海で獲れる海産物は「前海もん(まえうみもん)」と感謝と親しみを込めて呼ばれています。市内の飲食店で様々な料理として提供されています。情報提供:佐賀市
遊ぶ
干潟よか公園
東よか干潟に隣接している公園には無料で遊べる大型すべり台や蒸気船型の遊具、 5月~9月は水遊びを楽しめるじゃぶじゃぶ池があり多くの家族連れで賑わっています。情報提供:佐賀市
施設情報
関係市町村(会員市町村)
※50音順
佐賀市環境部環境政策課自然環境係