谷津干潟
谷津干潟
都会のオアシス、谷津干潟
英語名 | Yatsu-higata |
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登録日 | 1993年6月10日 |
面 積 | 40.1 ha |
湿地のタイプ | 干潟 |
所在地 | 千葉県習志野市 |
座 標 | 北緯35度40分、東経140度00分 |
標 高 | 0 m |
国際登録基準 | 3 |
保護の制度 | 国指定谷津鳥獣保護区谷津特別保護地区 |
湿地の概要
谷津干潟は、東京湾の海岸線から約2 km内陸に位置する、面積約40 haの砂泥質干潟です。四方をコンクリートの壁に囲まれた四角い干潟で、東と西の2本の水路で東京湾とつながっています。干満によって潮の出入りがあり、満潮時には水深約1 mの海水面となります。
渡り鳥にとっては重要な中継地で、日本にくるシギ・チドリ類の10%が観察されます。
東京都心から30分ほどの近さにある住宅地区にあり、マンションや学校、高速道路などに囲まれ、都市に残された貴重な自然環境として親しまれている場所です。
渡り鳥にとっては重要な中継地で、日本にくるシギ・チドリ類の10%が観察されます。
東京都心から30分ほどの近さにある住宅地区にあり、マンションや学校、高速道路などに囲まれ、都市に残された貴重な自然環境として親しまれている場所です。
湿地の特徴
渡り鳥の重要な中継地
谷津干潟は、年間約110種類の野鳥が飛来し、特にシベリアやアラスカなど北の国と東南アジアやオーストラリアなどの南の国を⾏き来するシギ・チドリ類にとって、渡りの途中の栄養補給と休息をとるための中継地として重要な役割を果たしています。
都市に残された干潟
かつて東京湾一帯には、日本でも有数の広大な干潟が広がっていましたが、江戸から東京への近代化の過程で次々と埋め立てられ、工業用地、住宅地、道路などへと変貌してきました。そうした開発の歴史のなかで、地元の熱心な保護活動によって残されました。
湿地環境教育
習志野市の施設である谷津干潟自然観察センターでは、市内の小学校と連携し、干潟を軸とした様々な環境教育を実施しています。また、谷津干潟のある習志野市は、ブーンドル湿地のあるオーストラリア・クイーンズランド州のブリスベン市と湿地提携を結び、市民同士が交流活動を行っています。
おすすめ
みる
自然とのふれあいが楽しめる
谷津干潟公園は、野鳥の観察が行える観賞観察ゾーン、干潟の生物などが観察できる干潟観察ゾーン、豊かな緑の中でレクリエーションが楽しめるセンターゾーンがあります。谷津干潟公園(習志野市)
情報提供:習志野市
遊ぶ
身近な自然に親しみ、遊んで学ぶ
谷津干潟自然観察センターでは、館内から谷津干潟が一望でき、備え付けの望遠鏡で観察を楽しめます。レンジャーが常駐し、自然や水鳥の観察を案内します。年間を通じて様々な自然体験プログラムなどのイベントを行っています。谷津干潟自然観察センター イベント情報
情報提供:習志野市
パンフレット
- 谷津干潟自然観察センターパンフレット.pdf(pdf/14 MB)
施設情報
施設名:谷津干潟自然観察センター
関係市町村(会員市町村)
※50音順
習志野市環境政策課