平成24年10月25日〜26日に千葉県習志野市にて、ラムサール条約登録湿地関係市町村会議の主催(第2部のみ環境省共催)で、学習・交流事業が開催されました。「市町村から“サスティナブル・ツーリズム”を考える」をテーマに、今年7月におこなわれたラムサール条約COP11(ルーマニア・ブカレスト)で採択された、「サスティナブル・ツーリズム」について焦点を当てながら、それぞれの市町村での一歩を考えることを開催趣旨とし、2日間でのべ48人という、例年より多くの会員市町村、新規登録市町村、環境省、NPO・NGOの方々に参加していただきました。


 1日目は会場を谷津干潟自然観察センターとし、谷津干潟の歴史と現在の課題について、報告講義と視察から学び、そのあと参加者全員で谷津干潟の今後について考えるグループワークをおこないました。観察センター見学のあと、外へ出て谷津干潟の視察をおこない、セイタカシギやウミウの姿を確認する事もできました。続いての意見交換では、講義や視察の内容を振り返りながら、参加者から谷津干潟へのメッセージや提言をまとめました。

 2日目の午前中は会場を谷津コミュニティセンターとし、「サスティナブル・ツーリズムを考える〜ラムサールCOP11とその成果〜」というテーマで、パネルディスカッションを環境省との共催でおこないました。主催者である当市町村会議会長代理の那覇市仲村副市長と環境省野生生物課の中島課長の挨拶のあと、コーディネーターである法政大学の笹川教授からこの会の主旨とテーマについて説明していただきました。環境省野生生物課の柳谷さんよりCOP11の報告について、高知県黒潮実感センターの神田さんより柏島で実践しているサスティナブル・ツーリズムについての基調報告をしていただきました。また市町村からの事例報告として、檜枝岐村の星課長、豊岡市の中貝市長、渡嘉敷村の座間味村長より、湿地の管理者として取り組んでいる、ツーリズムや地域づくりについてお話ししていただきました。その後、東京農工大学の朝岡教授、琉球大学の大島教授より、それぞれ社会教育とサステイナブル・ツーリズム研究の動向を踏まえたコメントいただき、それを軸に、報告者・参加者を交えた討議をおこないました。


  午後は7つの分科会を設定し、事前におこなったアンケートから見えてきた、湿地に関するテーマについてグループワークをおこないました。それぞれのテーマは、「条約湿地の保全と再生」「条約湿地と観光(A、Bの2グループを編成)、「条約湿地と地域づくり」「都市化のなかの条約湿地」「保全活用計画」「市町村会議の役割」です。グループで意見を出し合ったあと分科会ごとに発表をし、参加者全員から湿地に対する思いを感じることができる有意義なグループワークとなりました 。

 この2日間、多くの皆様のご協力により無事に学習・交流事業を開催することができました。
参加者の皆様、お疲れ様でした。

 
セイタカシギ
 
谷津干潟の視察

 
谷津干潟についての意見交換
 
主管者会議

 
パネルディスカッション
 
グループワーク

 
 
Copyright© 2007- ラムサール条約登録湿地関係市町村会議. All rights reserved.