平成23年10月17日〜19日に沖縄県那覇市・豊見城市にて、ラムサール条約登録湿地関係市町村会議の主催で、学習・交流事業及び「ラムサール条約40周年記念シンポジウム」が開催されました。「湿地のツーリズムで自然と人と地域の元気回復をめざす」をテーマに、湿地保全分野において活躍する自治体・NPO・団体関係者が意見や情報交換する場を設けることで、全国各地での取り組みの歴史、現状、及び課題について認識を共有し、ラムサール条約50周年に向けて、関係市町村と日本における今後の10年の展望を語り合うことを開催趣旨としました。  

 1日目のシンポジウムでは、基調提案として、日本国際湿地保全連合常務理事の名執芳博さんから「ラムサール条約と生物多様性〜締約国会議の歴史と第11回締約国会議のテーマ〜」と題してお話いただき、又、加賀市長 寺前秀一さんから「ラムサール条約、ツーリズム、地域の活性化〜片野鴨池、柴山潟、片山津温泉再生を中心に〜」と題してお話いただきました。又、事例報告では、釧路国際ウェットランドセンター事務局長の菊地義勝さんから「釧路市におけるワイズユースとエコツーリズム〜地域活性化と海外諸国との連携をふまえて〜」、高島市長の西川喜代治さんから「高島市における『びわ湖源流の郷たかしま戦略』と地域の活性化」、漫湖自然環境保全連絡協議会会長の中村和雄さんから「漫湖の利用と現状と今後の展望」と題して活動事例を紹介いただきました。
  シンポジウムには100名以上の方が参加し、多くの人が講演やパネリストの発表、登壇者の討論に興味深く聞き入り、湿地の保全やワイズユース、そのための「交流・教育・参加・普及啓発(Communication, Education, Participation and Awareness)」に向けて自分たちには何ができるかを真剣に考えていました。この模様は、当日夕方のNHK沖縄放送局のニュースや沖縄テレビ(民放)でも紹介されました。
  2日目は、このシンポジウムと交流会をふまえて、漫湖を使ったエクスカーション「体験型の見学会」を行ったあと、漫湖の現状から各湿地の取り組みへの展開の基礎となる学習会を目指した、グループワークを行いました。
はじめに、シンポジウムと現地視察の感想等をまとめ、漫湖の保全・再生、活用、CEPAを考えました。それをふまえてそれぞれの市町村における条約湿地の保全・活用、ワイズユース、CEPAについて話し合いました。最後に、市町村会議への期待、国への要望ということで意見を出し合って発表しました。


学習・交流会チラシ

H23ラムサール条約40周年記念シンポジウム要旨集(PDF, 183KB)

報告書:「湿地のツーリズムで人と自然と地域の元気回復をめざす〜第3回学習・交流事業の記録〜」

 
シンポジウム会場
 
登壇者の皆様

 
釧路ウェットランドセンター事務局長菊池義勝さんからの意見による事例報告
 
シンポジウム会場からの意見

 
2日目 学習交流会(漫湖水鳥湿地センター)テレビ取材がはいる
 
漫湖の説明を聞く参加者

 
グループ発表
 
グループ発表

 
漫湖水鳥湿地センター木道から漫湖観察
 
豊崎干潟にて野鳥観察

 
三角池にて野鳥観察
 
具志干潟にて観察

 
 
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