位 置
北緯34度14分/東経132度17分
標 高
0〜80m
面 積
142ha
湿地のタイプ
砂浜海岸、塩性湿地、河川
保護の制度
国立公園特別地域、特別史跡・名勝
所在地
広島県廿日市市
登録
2012年7月
 宮島(厳島)は廿日市市の対岸に位置し、古来より自然崇拝の対象として貴重な自然が守られている。南西部の沿岸域が登録湿地となっている。
 ヒトモトススキが繁茂し、ミヤジマトンボが生息するのは「潮汐湿地」と呼ばれる特殊な環境で、4カ所が知られる。そこは海と流路でつながり、満潮時には海水が流入して汽水域となり、干潮時には干潟が出現し、後背林から供給される淡水が表面を流れる。
(文・写真:坂本充・広島市昆虫館提供)
 
ミヤジマトンボ 成熟雄

干潮時の潮汐湿地
 ミヤジマトンボは香港と宮島の2地域にしか生息しない。国際自然保護連合(IUCN)が「絶滅危惧U類」、環境省と広島県が「絶滅危惧T類」に選定する世界的な希少種である。
  一時的に汽水化する潮汐湿地には、本種以外のトンボ類は生息しない。しかし、海水が流入しない後背の湿地にはムスジイトトンボやハッチョウトンボ、シオカラトンボなどが生息する。また、砂浜にはヤマトマダラバッタやルイスハンミョウ、岩礁にはイソジョウカイモドキ、海面にはシロウミアメンボやケシウミアメンボなど、他の地域では少ない貴重な海岸性の昆虫を見ることができる。
(文・写真:坂本充・広島市昆虫館提供)
 
イソジョウカイモドキ雄
ルイスハンミョウ雄
 平成24年7月3日に宮島の一部がラムサール条約に登録され、同年11月にラムサール条約登録記念フォーラムを開催した。
  平成25年度には、ラムサール条約登録湿地を含め、宮島全体の自然環境の保全を目的に、関係者、国、広島県、廿日市市などが参加する宮島ラムサール条約連絡協議会を設立した。
  また、市内小学生を対象に「ミヤジマトンボの生態」をテーマに、ミヤジマトンボ保護管理連絡協議会の坂本会長を講師として環境学習を平成24年度から実施している。さらに、宮島水族館ではミヤジマトンボに関する企画展も行われている。

 
ラムサール条約登録記念フォーラム
宮島ラムサール条約連絡協議会
廿日市市のPR
 廿日市市は、北は西中国山地、南は瀬戸内海と豊かな自然を有する市で、広島県の西部に位置している。世界遺産に登録されている日本三景の宮島をはじめとする歴史・文化や、スキー場・キャンプ場・海水浴場などのレクリエーション施設など様々な観光資源がある。
  また、あなごや牡蠣、わさびなどの「海の幸」や「山の幸」も豊富であり、特産品の中には、本市が発祥の地であるけん玉やもみじ饅頭がある。
宮島水族館
 
開館時間
9:00〜17:00 (最終入館16:00)
休館日
施設の整備・点検のため臨時休館日あり
入館料
一般(高校生以上)1400円、小・中学生700円、幼児400円 4歳未満無料
施設概要
「いやし」と「ふれあい」をコンセプトとし、瀬戸内海の生きものを中心に350種13000点以上を展示しています。
所在地
〒739-0534 広島県廿日市市宮島町10-3
TEL:0829-44-2010
http://www.miyajima-aqua.jp/

廿日市市環境産業部環境政策課
〒738-8501 広島県廿日市市下平良一丁目11番1号
TEL 0829-30-9147 FAX 0829-31-0999  
廿日市市ホームページ                                 
http://www.city.hatsukaichi.hiroshima.jp/
 
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