位 置
北緯38度37分/東経141度57分
標 高
25.9m
面 積
34ha
湿地のタイプ
ダム湖、淡水湖
保護の制度
国指定鳥獣保護区特別保護地区
所在地
宮城県大崎市
登録

2008年10

 化女沼は,宮城県庁所在地仙台市より約35km北に位置する大崎市にある洪水調整,灌漑用水に利用されている治水ダム湖で,亜種ヒシクイ、マガン、オオハクチョウなどのガンカモ類の重要な越冬地として、2008年10月にラムサール条約湿地に登録(登録面積は湖面部分の34ヘクタール)されました。
 
 化女沼とその周辺の植物は種類数も多く,700種を超え,絶滅危惧種の該当するオオトリゲモ,タチモ,ナガエミクリなども見られます。夏には沼の広い範囲がハスの花で彩られ,水面はヒシで覆われます。沼の周囲にはノハナショウブやミソハギ,ニッコウキスゲなどの花も見られます。また,チョウトンボをはじめ,多くのトンボ類が見られるほか,魚類は15種類確認されています。冬には希少なガンである,亜種ヒシクイの最大の生息地となり,日本へ飛来する群れのほぼ全数が,化女沼で越冬します。その他にもマガン,トモエガモ,オオハクチョウやオジロワシなどが生息し,これまで112種の鳥類が確認されています。
 
 化女沼には,(1)国の天然記念物に指定されている亜種ヒシクイの日本における最大の越冬地として冬期のねぐらとして利用されているほか,豊かな動植物の生態系に恵まれた自然環境をもつ湖沼としての側面,(2)下流域水田の灌漑用水を供給するとともに,周辺地域を洪水から守る治水ダムとしての側面,(3)公園施設,観光資料館の整備,スマートICが整備された東北自動車道サービスエリアの隣接といった市民のレクレーションと観光の側面,(4)平安時代の城柵と推定される国指定史跡「宮沢遺跡」の存在や化女沼にまつわる多くの伝承といった歴史・文化的側面の4つの側面があります。
 このような多面的な状況をそれぞれの側面を活かしながら,今後,農業の振興,環境教育,啓発活動,交流活動等を通して,化女沼とその周辺地域の持続可能な活性化を目指しています。
 

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化女沼ダム観光資料館
 
開館時間
9:300〜1630
休館日
毎週月曜(冬季は変更あり)
入館料
無料
施設概要
ダムに関するパネルや化女沼にまつわる伝説,化女沼で観察できる鳥,魚,水生植物などをパネルなどの展示を行っています。
所在地
大崎市古川小野字遠沢2-2
電話:0229-28-1353

宮城県大崎市役所
宮城県大崎市古川七日町1番1号
TEL 0229-23-7090 FAX 0229-23-7578                                   
大崎市ホームページ http://www.city.osaki.miyagi.jp/
 
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